今回はSIFスクールで行なっているインサイドキックについて書きたいと思います。

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インサイドキックは誰でも蹴れるキックと思われがちですが選手によって技術レベルに大きく差があります。

ボールを浮かさずに転がせられるか、強く速いボールを蹴れるか、意図した場所に正確に蹴れるかなどインサイドの技術が求められるポイントはたくさんあります。

パスだけではなくゴール前でのシュートなど使用頻度が試合の中で1番多いキックなのでインサイドキックの技術を高めることはサッカーにおいてとても重要なことだと考えています。

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【パススピードを意識する】
SIFスクールではパススピードを徹底的に意識してインサイドキック練習を行います。

速いボールを蹴るとボールは浮きやすく、コントロールも乱れやすくなります。

そんな難しいキックにトライすることで一回一回の集中力を高めて練習を行うことができ、技術向上に繋がると考えています。

さらには速いボールがくることでボールを止める難易度も跳ね上がるのでトラップの技術も成長していきます。

速いボールを練習することでパスが出せる距離が長くなったり、敵と味方の距離が近くてもパスを通すことができるようになったりと試合中のプレーの選択肢や幅が大きく広がっていくはずです。

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【練習回数を多くする】
インサイドキックの技術向上にはキックを繰り返し繰り返し行い、回数をこなすことが必要となってきます。

SIFスクールではインサイドキックの練習は基本的に2人1組で行います。
3人組、4人組にしてしまうとその分ボールの触る回数は1/3、1/4と減ってしまうので2人1組という人数は大切にしています。

時間としてもインサイドキックの練習だけで毎回15分ほど行い、回数としては1人だいたい150〜200本の本数を蹴ることになります。

この本数は少年サッカー1試合のパス総本数より多い数となります。

単純な練習ですがしっかりとポイントを意識して回数を重ねることでインサイドキックの技術は加速的に向上していきます。

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サッカーで必ず使い、最も使用頻度が高いインサイドキックはとても重要な技術なので一回一回の練習を大切にしてしっかりと上達させていきましょう